残念オタクのロンドン放浪記→パリ・ワーホリ・つまみ食い

イギリス留学ついでにロンドン徘徊。東ロンドンからパリ17区に転進中。

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【パリ通信】その16:パリの映画館とその風習、音響システムなど

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こんにちは106です。

ハッキリ言って海外に出たのは、より良い映画観賞環境を勝ち取る為だと言っても過言ではない筆者です。それは何故かと言うと、①日本の映画館値段高すぎ②混みすぎ③公開日遅すぎ、などが主たる理由です。

大人1800円も取っておいて、ポップコーンなどのコンセの売上がないと全然儲からないという日本のシステムの脆弱性もあるのですが、日本の映画館はあまり好きじゃないのです。かくいう筆者、昔映画館が好きで映画館で映写技師のバイトもしていた為、それなりに知識もあります。公開日の遅さはもうしょうがないですが。

 

そこで一方海外!!

 

 

 

 

 

アメリカは言わずもがな超映画大国、腐るほどあるシアター数にどんなに新しくて綺麗なシネコンでも普通は入れ替えなし、学生10ドルとかその辺、DLP完備にDOLBY ATMOSの超ド迫力設定でコンセのドリンクもデカい!と完璧です。体力があれば10ドルで最新作5本とか見ることが可能!!!1ドル映画館も結構良いぞ!!

 

UK!!!てかロンドン!!!

中心部に集中するODEON系列はとにかく人が少ない!!スタッフも猛烈にやる気がない!!検札係いないの普通!!!!料金も11ポンドとかで安い!ボロいシアターが多いですが、それも味があって良いのです。チェーン店は大抵DLP上映。

 

 

そこでフランス、パリです。

取り敢えずPatheというシネコンに行ってみました。

観たのはスター・ウォーズのローグワン。3D上映。

大人14ユーロなり。ちなみに自由席。

 

 

単刀直入に言うとスピーカー壊れてた

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見ました、ローグワン。

 

まず、入り口に入る際にボディーチェック。

上着を脱ぎ、中に着ていたダウンの前を全開にして爆弾を巻きつけてない事をアピール。そして自由席なので、とにかく並びます。

 

箱ですが、シートは新し目の真っ赤なモダンな感じです。座り心地よりも、明らかにデザインを優先したかのようなシートでした。でも雰囲気が良いので、これもアリかなとう感じ。

 

本編前の予告はUKと同じくクソ長いです。20分はあったと思います。それでも面白い内容だと爆笑するのが、パリ市民の良いところ。なげえ。

 

本編が始まり、スクリーンがシネスコサイズにエクスパンドします。

するとなんということでしょう!!!!スクリーン横にある非常用出口の「緑色の逃げる人」のピクトグラムが煌々と光っているではありませんか!!!!

そう、この映画館では非常用出口サインは常灯しています。非常に目障りです。

 

さらに、3Dという事もあったのですが明らかに画面が暗い。プロジェクター前のガラスが汚れているのか、なんとなくムラがありました。

 

さらに最悪なことに、右のスピーカーから謎の摩擦音が聞こえてきました。

おそらく音の衝撃が何かにぶつかって、それが振動している様子。これも非常に気になりました。

 

ということで、この映画館には2度と行きません。

フランスは設備が結構適当に管理されている事が良くわかりました。

名画座系もいくつかあるので、これからはソッチ方面を調査していきたいと思います。

どうせなら、フィルム上映を見たほうが良さそうですね。