【パリ生存報告通信】その11:パリに来て1ヶ月で気付いた事とノエルの雑感
パリに来て1ヶ月で、だいたいノエルの時期と重なりました。
まず滞在して感じた事を列挙します。
・とにかく臭い
シャルル・ド・ゴールに着いてロワシーバスでパリのオペラまでたどり着き、ホテルまでは地下鉄を利用。そこでまず気付いたのが、地下鉄構内のションベン臭さ。
とにかく小便が乾燥し汚水と混ざり、蒸発したアンモニア臭が凄まじく、場所によっては嘔吐レベルの臭さ。ロンドンの地下鉄の比ではありません。とにかく臭え。
あえて東京を例に出すと、新宿と大久保の間、百人町のJRと西武線のガード下のホームレスエリア臭が常時地下鉄でするレベルです。あそこもなかなかですが、風がある分マシ。
・受動喫煙がキツい
パリでは屋内は禁煙という事になっていますが、その分外での喫煙率が高い様な気がします。しかも吸っている煙草が手巻きだからかなんなのか、かなり重いタール臭。うるまとかショッポ系よりもさらに重く、わかばエコー系が多いのかな、という印象。歩行中に前の人が吸っている煙草で受動喫煙は不可避でしょう。
・排ガスがキツい
これはメトロが無料化するなど社会問題レベルに成長していますが、とにかく無風の場合、排ガスが流れず臭い&キツいです。欧州のディーゼル車事情は分かっていはいますが、やはりガソリン車に比べると排ガスがキツいです。まあこれは慣れるでしょうが、耕運機みたいなエンジン音に臭い排ガスと、ディーゼル車で良く満足できるなあという印象です。
・バイク天国
東京に比べ圧倒的にバイクが多いです。駐車場が完全に枯渇していることもあり、また渋滞を避ける意味でもバイクの方が好都合なのでしょう。
そして何よりもスクーターが少ない事。もちろん、日本で言う原チャリ、125ccクラスのスクーターが大半ですが、それでも東京よりも圧倒的に大型バイク及びレーサーレプリカ系が多いです。またトライアンフやハーレーも多い。言うまでもなく、スズキ・ホンダ・ヤマハ・カワサキのバイクも多く、世界中のバイクメーカーが上手く混ざっている感じです。バイク好きにはたまらん環境です。
日本だと体格的な事もあり、まず見かけないBMWのリッターマシンもそこら中にあり、目の保養になります。またプジョーのビクスクなど、初めて見る車種も多数。
さすがにカタナはまだ見たことはありませんが、かなりスズキが多い印象です。
125ccのレーサーレプリカも結構多いです。税制がどうなっているのかわかりませんが、大型がとにかく多いです。またトライクが多いのもポイント。
・コインランドリーがめちゃくちゃ多い
幸い、我が家には洗濯機があるのですが、パリにはコインランドリーが死ぬほど多いです。それほど洗濯機が無いのでしょう。恐らくアパルトマンの水回りの構造的問題なのでしょうが、多くの人が洗濯機を所持せず、また洗濯回数も少ないということでしょう。コインランドリーは一回3ユーロとかで全く安くないです。3ユーロでビール2本飲めます。
・歩行者には優しい
基本的に歩行者は信号を意識していません。クルマが居なければ、渡る。
クルマも、歩行者が信号無視して渡っていても、渡らせるし譲ってくれることが多いです。なんなんでしょうね。しかしかなり高速で交差点に進入して急ブレーキ掛けるので、結構怖いです。日本のタクシー運転手みたいな運転の仕方します。
・夜、人がうるさい
黒人だけではないですが、声がデカい。家の近くにコートジボワール料理屋があるのですが、声がマジでデカい奴らが外で叫び合っています。もう慣れましたが。花火を打ち上げているアホは今のところ見てません。
・ノエル感想
イルミネーションが派手になると思いきや、そこまででも無く。
ロンドンのオックスフォードストリートの方が数段上です。街中のパン屋やカフェがクリスマス仕様になるのは、個性が出て面白いです。ブーランジェリー文化さまさまです。他は特になし・・・・
まあこんな感じです。以上。