残念オタクのロンドン放浪記→パリ・ワーホリ・つまみ食い

イギリス留学ついでにロンドン徘徊。東ロンドンからパリ17区に転進中。

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【パリ生存報告】その5:初見ピガール周辺治安情報

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こんばんわ、106です。

今回は渡仏前から気になっていたけど漠然とした雰囲気しか掴めなかった「ピガール」周辺の危険度についての雑感です。

 

パリに住む上で良く目にするのが「治安」。パリそのものがかなり治安が悪いというのが通説ですが、じゃあどう悪いんだろう?となるのが自然かと思います。

 

 

 

治安が悪い街というと、我々からすれば新宿歌舞伎町、渋谷センター街、池袋東口などでしょうか。新宿駅まで徒歩15分の代々木エリアに10年以上住んでいた経験から言うと、「治安が悪い」というよりも「雰囲気が悪い」というのが適切な気がします>新宿。

 

で、このピガールですがネットだと「歌舞伎町みたいなもん」との表現を良く見かけます。結論から言うと、まさにその通り。観光客が道に溢れ、皆一眼やiPhoneでいい感じにネオンを狙っていて、騒ぎたい人はクラブに行列を作っていたり、物珍しそうに「SEX SHOP」を覗いたりしています。

 

何をもって危険かというのも微妙です。バイト終わりにサクレ・クールからピガールを通過しクプラス・ド・クリシーまで毎日深夜1時頃歩いていますが、危険は全く感じません。ただ、3人くらいは確実に話しかけられます。タバコを吸いながら歩いていれば「タバコくれ」、ぼーっとしていれば「××買わない?」など。ガン無視してれば2秒で離れていきます。池袋のキャッチの方が圧倒的にしつこいです。

 

とにかく重要なのは、「人混みを選ぶ」ことだと思います。深夜サクレ・クールの裏の方に行くと「マッサージ?」とおばちゃんに声掛けられますが、それより奥は行かない方が良さそう。あとバス停。深夜のバス停は色々面倒だと思います。とにかく人がいる場所に居れば大丈夫なはず。

 

個人的にヤバそうだったのは、北駅の西側エリアなどでしょうか。黒人街で雰囲気としてはロンドンのブリクストンそのまんまな地区があるのですが、その商店エリアを抜けると車通りが少ないエリアがあり、昼からアラブ系やら黒人が集結しマリファナを吸いまくってたりとなかなかアレな感じです。

 

まだまだ慣れないパリですが、気をつけたいのは「交差点でクルマに轢き殺される」(奴らは直前まで減速しない、エンブレしない)、道で黒人にふっとばされる(基本的にすれ違う際避けない)、声掛け(99%ほぼ全て無視でイナフ)

くらいでしょうか。あとは見た目とかさっさと現地化する、ニヤニヤしないとかなのでしょう、きっと。よくわかりません。もうサバイバルなんですよ、サバイバル。

道にいる黒人は全て皆コートジボワールの劣悪な環境から這い上がってきた猛者と考えれば、自然と身も引き締まるのではないでしょうか。

 

ちょっと話は変わりますが、ロンドンの警官はめったに銃を所持しておらず、勿論警備員も持っていません。そのため起こるとすればステゴロの殴り合いなのでしょうが、ここパリでは警官は普通に自動拳銃を所持。AR15系アサルトライフルもってその辺歩いてるポリスも居ます。そしてご存知シェンゲン協定のお陰で銃器の移動がフリーと考えると、テロ抜きにしてもそういう事は起こりうる確率がイギリスより飛躍的に高い気がします。大陸国家って大変なんですね・・・