【ロンドン百景】その39:イギリス人が主張する最も美味い菓子『Wispa』がマジで美味い
こんにちは、106です。
今回はロンドンの語学学校で担任となった30台男性、ロンドン生まれのB氏が勧める最高の菓子についてです。
イギリス人は、他の欧州民と比較しると日本人に近い、という発言をする人がいますが、もしかしたらその通りかもしれません。
しかし、こと食事に関してこれを主張する人はいないでしょう。
イギリス人もアメリカ人も同じで、皆舌がぶっ壊れています。
「旨い、不味い」よりも
「辛い、薄い」という相対評価を何に対しても与えようとする脳筋型のクライテリア。
これが極まったのが、クソ不味い事で有名な『YO! SUSHI』です。許さんぞソワ寿司。
▼参考記事
そんな中、こいつは旨い!!!
と久しぶりになったのが、この『Wispa』です。間違っても『Mars』と同じではありません。テスコでも売り切れのパターンが多いです。
最初はB氏が胸ポケットにぶっ刺したこの『Wispa』を筆者に手渡した事から始まりました。真剣な顔で『Best Chocolate』というので食べてみると、これがまた極上の味。
唯のチョコ塊のようにみえますが、中が微妙に柔らかく、甘みも歯に染みそうでビクビクするようなものでもなく、かと言ってビターでもなく、これぞ英国!!!!
という食べているとランカスターに乗り込み、ウェルシュコーギーを抱いたエリザベス女王が見えてくる様なトリップ感を味わえるチョコバーなのです。英国万歳。
マジで売れている
先述したように、テスコでMarsはあってもWipsaは売り切れ、なんてことはザラで、巨大セインツベリーズに行ってもなく、辛うじてキングス・クロスにある現代における貴族向け商店ウェイトローズにて確保。
なんでこんなに売れているのか不思議ですが、どうやら一度廃盤になったものが、あまりにもロンドナーが復活を望むため、現代に再び蘇ったという過去があるとか。*1
▼公式?動画でもその喜びを爆発させている。イギリス人の本気が見える。
とにかく美味い。美味すぎる。
恐らく紅茶と一緒に食べたらもっと美味いんじゃないだろうか。
そんな希望の光まで見えてくる、奇跡のチョコバーです。
是非賞味してみて、日本でも広めてください。
それが、私の、最後のお願いです。