残念オタクのロンドン放浪記→パリ・ワーホリ・つまみ食い

イギリス留学ついでにロンドン徘徊。東ロンドンからパリ17区に転進中。

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ロンドン百景その㉒:Saintbury's にある食材で二郎を作る

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どうも106です。二郎は偶に猛烈に食べたくなるのは、人間として至極普通の事だと思います。ロンドンには二郎が無いです。なので作るしかないんです。

 

Saintsbury's

思い立ったが吉日、という事で早速地元で1番デカいスーパー「Saintbury's」に赴く。セインツベリー様なら大丈夫だろうと余裕の雰囲気だった。
 

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早速セインツベリーホワイトチャペル店へ赴く。野菜類はかなり充実しているので直ぐに揃う。むしろ、普通のネギ の代わりにリーキを使ったりと応用が利くが、普通にネギやニンニクキャベツなどを揃える。肝心の肉は、豚肩プロック肉1キロが5ポンドと丁度良かったので 購入。既に紐で縛られているので便利。これは当たりだった。
 
次にスープの材料だが、これがまた難しい。ゲンコツなど骨つき豚肉が殆ど売ってない。恐らく肉屋に行けばよいのだろうが、そうにも行かないので適当にラードなどアブラになりそうなものを揃える。ミリン、しょう油、サケはプライベートブランドであるので問題無い。
味の素は無い。これには本当に頭を悩ませた。代替出来そうな謎の粉を購入。他の物は大体揃うので味の素だけは日本食品店で買う必要がある。
 
 
更に残念ながら、ここに太麺は存在しない。中麺の乾麺までならあるが、太麺となると焼きそば用の黄色い麺しか無いのだ。麺問題に関しては、今後調査する必要があるだろう。
 

肉を茹でる

 

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つくり方は、以前山で山二郎を作った事があったので、大体分かっていた。とにかく雰囲気だけでも再現できればそれでいい。
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ネッ トで適当に調べた調理法で、料理を開始。スープ作成は困難を極めるだろうと初めからあまり気張らず作るポークショルダーをじっくり煮込みつつ、しょう油を 作ったりニンニク刻んだりする。スープにはニンニクを3粒ほど入れたが、これは良かった。野菜はスイートキャベツとかいう白菜とキャベツのハーフみたいな 見たことの無いキャベツを使用。生で食べたら滅茶苦茶甘かった。野菜は大抵何でも美味いのは良いことだ。
 
2時間ほど煮込みつづけ、肉を引き上げる。
 
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カラメに漬ける。正直醤油ですら高級感あるので、なかなかドバッとやるわけにはいかないのが辛い所。酢とはかフィッシュアンドチップスに大量ぶっかけするので安い。
 

食べる分だけしょう油に漬けて少し放置。試しに食べたら完全に二郎の肉になっていて感動する。
 

完成

 

麺を茹で始め、ヤサイも湯煎。適当な大きさにカットしてあとは盛り付けるだけ。

 
結局化学調味料は謎の粉やコンソメで何とかしたが、それでも充分な味を作ることが出来た。
 
 
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非常に旨く感じる。醤油ベースの料理を殆ど食べなくなるので、醤油とにんにくの風味があるだけでも大分旨く感じる日本人。麺はやむなしという感じだったが、これは今後も大きな課題となるだろう。野菜は総じて旨い。肉も全く問題ない。素晴らしい出来栄えだった。
 

 

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が、やはり調味料パワーが圧倒的に足りなかったので、次回ロンドンに行く際には化学調味料持参で行きたい。