【ロンドン百景】その16:3回目の大英博物館のアッシリア展示「Room 9」
大英博物館
ロンドン観光といったらココ、という程の完璧な観光地。説明の必要は全くないと思うので、今回自分が発見した事を記す。
大英博物館には通算3回行っており、それぞれ2時間くらい見学して見て回った。勿論それでも全体の十分の一くらいしか観れてないと感じるほどとにかく広大。
今回は初心に帰りエジプトからじっくり見て回ろうと思った。
エジプトは恐らく1番混んでいるエリアである事は間違いないと思うが、そこから進んでメソポタミアのシュメールやアッシリアに行くとかなり人の数は減ってくる。中でもアッシリアのレリーフが沢山飾ってある回廊は人通りこそあるものの、立ち止まって眺めている人は少ない。そしてここにはベンチがあり、休憩には絶好のポイントとなっている。
さらに奥に行くと行き止まりの部屋があり、そこには狩に赴く王の一行を描いた壮大なレリーフがある。アッシリアのレリーフに描かれる人間はとにかく腕が太く、血管浮き出まくりのパンプしたトレーニーみたいな描かれ方をしており、現代と大して変わらない価値観だったのだなと感じた。
歴史の教科書で写真としては知っていても、実際に30センチの距離から眺めてみるのでは全く印象が異なる。これは楽しい。
この日は結局アッシリアのレリーフを見ているだけで2時間経ってしまった。この調子だと、アフリカや地下?のイスラムコーナーにたどり着くのに1年くらいかかりそうだ。