夜中にシャルル・ド・ゴール到着。空港からバスで東駅のホテルを安全に目指す方法:【パリ通信】その45
「パリは危ない」
パリへ発とうとする全ての人間に投げかけられる言葉である。
実際に、パリは東京都の大変のエリアより危ないだろう。
しかし、だからといってパリには行かねばならぬ。ということでどうしたら安全に空港からパリに行けるのか、それをパリ初体験状態の人間が吟味してみることにする。
まずは空港に着陸するわけである。この時点で死ぬことも有る。
大きな鉄の塊で空を飛ぶ。危ない。
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ちなみにイミグレーションは無きに等しい。こんな杜撰な国境管理で許されるのか甚だ疑問である。
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荷物を受取り、外にでる。するとなんと目の前にロワシーバスの待合所がある。これは素晴らしい。怪しい黒人アラブ人もチラホラ居る。とにかく目を付けるべきは単独型の軽装キョロキョロマンだろう。ホームレスとか、アル中は無視。爆笑している黒人達も無視。無口な奴が一番危ない。
ロワシーバス空間において、日本語は共通語である。すべてにおいて安心できる。
クレカを挿して、購入。なにも迷う必要は、ない。
最低30分待てばくる。何も問題ない。
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ロワシーバスが来たら乗る。変な黒人は乗ってこない。歌うやつもいない。
停留所に着く。夜10時である。
人影もいがいとまばらであるが、オペラ周辺は最も明るいパリのエリアなので気にする必要はない。さらにサラザール〜オペラ間は大量のバスが運行しているので、最悪の事態は免れえよう。
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メトロ7番線。これは荷物が多いとキツいだろう。あと駅がしょんべん臭いが、犬を飼っているならじき慣れるだろう。几帳面なら、たぶん無理だと思う。本当にしょんべん臭い。諦めて日本に帰ったほうがマシなレベルでしょんべん臭い。もしくはバスを使うか。とにかくうんこしょんべんげろに耐性がない人、キツいと思う。
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人は少ないが、メトロは意外と明るい。電車も結構来る。
電車に乗る。マリファナ臭いが気にせず目を開けていよう。出来るだけ白人のシャレオツな若者(ノブリス・オブリージュ感あるやつ)か金ありそうなババアの近くにいると良いだろう。まず間違いなく何もおきない筈だ。若い女はスリのターゲットにロックオンされていることがあるので、巻沿いを食うかもしれない。
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東駅。とにかくヤベえ雰囲気満載だが、観光客も多いので多分オペラよりも人多い。
なんか言ってくる黒人が居るかもしれないが、基本無視でなにも問題ない。むしろ東駅の南、ストラスブール=サンドニ周辺のほうがマジでヤバイ。
ホテルに着く。このホテルの夜勤の黒人は『コラテラル』のジェイミー・フォックスのような真面目さんだった。狭いが居心地はなかなか良い。そんな感じ。
以上、安全に空港からパリに行く方法でした。絶対バス使っとけ。