日本食屋『柚子』味はグッド、ただホールの子が怖い:【パリ通信】その29
パリ左岸の落ち着いたエリアにある和食屋『柚子』に行って来ました。
パリ7区ということで、普段行くことはまあ無いのですが偶には「左岸」に行くのも良いことです。
海鮮系が得意なようなので、刺し身が食べたくなったらお勧めです。
とにかくサーモンが美味い
今回はサーモン丼を選択してみました。刺し身としてもっともよく目にするのがサーモンなので、ありきたりな選択で少し乗り気ではありませんでしたが、出てきたサーモン丼は色も鮮やかでイクラも載っていたりと、非常に美味しそう。
実際に食べてみるとこれは美味い!!!今までパリで食べた刺し身の中で一番美味いかも。油がよく載っていて、濃厚な味です。シャリもおいしく、あっという間に食べ終わってしまいました。
これは是非また食べてみたいです。
器が異様な形状をしていて非常に食べづらい
そんなわけで、サーモン丼はすぐに食べ終わってはしまったのですが、一つ問題が。それがこの器で、明らかに大きすぎてお盆にギリギリ乗ると言った塩梅。ビールなど他の器やグラスの余白が消滅しました。
更に、意外と深い構造になっており、底にたまった米を食べるのに難儀しました。スプーンを使う前提ならよいですが、和食で、しかも丼モノでこの器はミスチョイスでしょう。とにかく食べづらかったです。
ホールスタッフの女の子が怖い
色々あり、お店に行くのが少し遅くなってしまいました。
しかし、カウンターの大将は威勢よく迎え入れてくれました。
席に着くと、1人の日本人の女の子がサービスしてくれました。
黒髪を纏めた、背の低い子でした。
注文時、すこしぶっきらぼうだなー程度に思っていたくらいなのですが、人数分のビールを持ってテーブルにくると、グラスを「ドン!」と卓に威勢よく置いてくれました。「お、おう」となるくらいでまあ良かったのですが、小皿と箸のセッティングの際にはこれまた「ガチャ!!」と小皿が勢い良く卓の上で踊っているではありませんか。しかも顔が怒ってる。あきらかにこれ怒ってる顔だ。という風で怖かったです。
こちらは5名で、いずれもそれなり風格の大人軍団だったわけですが、なにか嫌なことでもあったのでしょう。そういう感じの雰囲気でした。フランス人と殴り合ってると魂削れるもんな、分かる。でも酒は一切飲まなそうな感じがまたなんとも勿体無い。
大将はかなりいい人っぽい
大将とスーシェフっぽい人は高速で料理を出してくれたり、元気よく掛け声してくれたりといい人っぽかったです。これからも健康で頑張って貰いたいです。ありがとうございました。