残念オタクのロンドン放浪記→パリ・ワーホリ・つまみ食い

イギリス留学ついでにロンドン徘徊。東ロンドンからパリ17区に転進中。

MENU

【ロンドン百景】その18:ビクトリア駅に蒸気機関車現る

f:id:T_TAPER:20151221062840j:image
 
 
ロンドンに来てから、恐らく最も頻繁に利用しているターミナル駅がヴィクトリア駅だ。ヴィクトリア線やセントラル線などのチューブ各線、オーバーグラウンドもあり毎朝の混雑や夕方の鬼のようなヴィクトリア線の詰まり具合は有名だ。
 
 
 

f:id:T_TAPER:20151221062856j:image

 
先日、午後5時くらいにヴィクトリア駅に向かうと、プラットホームに多くの人が。更にその先には、緑色の大きな 列車がもくもくと蒸気をあげながら鎮座していた。駅の改札付近にマクドナルドがあるのだが、その少し先の有料トイレを更に越えた場所に、謎の高級会員クラ ブの様なラウンジがある。ここには週一くらいで朝から多くの裕福そうな老夫婦が大挙して押し寄せており、以前より気になっていた場所だった。
 
 
f:id:T_TAPER:20151221062911j:image
 
f:id:T_TAPER:20151221062932j:image
 
 
調べてみると、ここビクトリア駅は豪華列車旅行の駅になっていて、定期的に機関車による優雅な日帰り客車旅行が行われてているんだとか。値段もチラッとみたけど日帰りなのに5万越えは当たり前で流石です。どおりで紳士貴婦人が集結してた訳だ。
 
 
リアル英国紳士を見たいなら、午後のビクトリア駅に来ると良いかもしれない。
 
 
f:id:T_TAPER:20151221063002j:image

 

 
緑の蒸気機関車に話を戻すと、外見は子供の頃見た『機関車トーマス』に出てくるヘンリーそっくり。とにかく長く、こんなにも機関車とは大きいものだったのかと驚いた。表面も煤こけている訳では無く、ピカピカに磨き上げられている。
 
f:id:T_TAPER:20160109032631j:image
 
機関室には客が入って記念写真を撮ったりと、なかなか楽しそうである。また客車の方もクラシックな様子で、恐らく内装の調度品なども相当凝ったものだろうと想像する。
 
暫くすると汽笛を鳴らし、ゆっくりと出発していった。
 
 
 
参考文献