残念オタクのロンドン放浪記→パリ・ワーホリ・つまみ食い

イギリス留学ついでにロンドン徘徊。東ロンドンからパリ17区に転進中。

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【ロンドン百景】その14:ポピーデーにみんな付けてる「ポピーのワッペン」


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11月になるとやたらと目に付くようになるこのワッペン。皆こぞって早着しているので、初めて見ると何事かと驚くが、これも結構ロンドンで生活するなら知っていた方が良いことなのかも知れない。
 
これはアメリカで言うところのベテランズデー、つまり退役軍人の日である第一次世界大戦終戦記念日である「ポピーデー」に向けて2週間くらい前からポピーを至る所に貼りまくるイギリスの風習である。
 
Remembrance Day (sometimes known as Poppy Day)
つまり、第1次世界大戦終戦日の11月11日の事。
 
何故ポピーなのかと言うと諸説有るらしいのだが、筆者がイギリス人に聴いた所によるとヨーロッパの激戦地で戦後、兵士が眠る戦場に大量の真っ赤なポピーが咲き乱れた、という逸話から来ているらしい。
 
 
 
 
イギリス人は想像以上に同調圧力が強く、アメリカ程ではないにしても皆、特に白人は皆一様にポピーワッペンを胸に付けている。その他にもトラックのエンブレム、TUBEのフロント、街のありとあらゆる場所で目にする事が出来た。
 

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購入は地下鉄の改札前や駅構内でボランティアっぽいニコニコスマイルの人が50pとかで売っている。または軍人が手売りしている。
 
11月のイギリスの風物詩、背景はともかくポピーのワッペンはどこか間が抜けててイギリスらしい。